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              (企画1)  エコ熟睡エアコン

エアコンを就寝中長時間つけることは身体によくない思います。しかし連日熱帯夜では、エアコンなしでは寝付けません。このため就寝前に「全館冷房」、エアコンの出力を最大にして、家中を徹底的に冷やし布団も冷やします。そして照明を消して寝る際に、エアコンを止め窓を開けて網戸で寝ていました。

そんなことをしなくとも、エアコンには、便利な機能があるではないかと思われるかもしれません。しかし「便利な機能」では安心できないのです。温度設定の機能で室温28度と設定しても、窓を閉め切っての使用ですから、エアコンは一晩中稼働状態となります。これは健康に良くない。そこで、「エコ熟睡エアコン」です。

エコ熟睡エアコン用リモコン
おやすみ 7時間」「最初30分間それから45分ごとに15分間
というように、周期的に稼動させるエアコンです。

蒸し暑い夜には、「20分ごとに10分間」と設定します。

また稼働時間を、「合計 2時間00分」とデジタル表示です。

これで安心してエアコンを使って眠れます。

家電メーカーの意見は・・・

A社からは、「現在市販されている家庭用ルームエアコンにおいて弊社を含め周期的運転を設定できるものはないと認識しております。これは主に後述する理由によるものと想像されます。
・室温がアップ、ダウンを繰り返し快適性が損なわれる恐れがある。
・室内機の熱交換器に付着した水分が最蒸発し、湿気戻りしてしまう。
・リモコン操作の煩雑化を招く恐れがある。」

B社からは、「・・・一番の難しさはお客様個人個人で条件が異なるという事にあります。就寝時の眠りの深さの周期も個人的に異なりますし、そのときの体調によっても変化する事と思われます。また、快・不快を感じたり、身体に影響のでる温度帯にも個人差があります。・・・」

C社からは、「・・・複雑な設定および操作が必要となり、簡単・単純操作でなくなる・・・」

D社からは、「・・・時間の設定次第では室温がコントロール出来ず、不快温度となってしまう可能性が有ります。エアコンはその名のごとく、空気を快適温度にコントロールするもので、空気調和機本来の機能を果たさない・・・」

テレビ番組で、「エアコンで温度・湿度をコントロールしたにもかかわらず、かえって疲れが残り夏ばての症状がでる」と放映されていました。エアコンを利用せず寝苦しい方が、翌日以降の体調が良い。この理由は、体感温度と体内温度とのアンバランスによるものという説明でした。

デジタルでコントロールするよりも、「今夜は蒸し暑く寝苦しそうだ」と思えば、稼動を長くできるものが、安心で快適なエアコンです。

エアコンに頼るのではなく、必要なときに必要なだけエアコンを利用します。省エネの基本です。室温が上がり眠りが浅くなった時に、エアコンが稼動を始め、深い眠りへと誘導する、これこそが「エコ熟睡エアコン」です。 (特開2001-050568)

追記)  熱中症で救急搬送される方が激増しています。室内が高温でも 「エアコンは嫌いだ」という方が多いのです。高齢者も安心して睡眠時にも利用できる「エコ熟睡エアコン」を、早く商品化しなければ・・と思っています。




                (企画2)  防犯エコ網戸 「低炭素となり近所」

夏は、窓を大きく開けて網戸だけで寝るのが一番だと思います。 コオロギや鈴虫などの虫の音があれば、健康で快適な睡眠環境です。しかし窓を開け網戸で寝ることは出来なくなっています。「無防備」なのです。安心して寝ることはできません。また隣家のエアコンの室外機の騒音も気になります。

地域住民がエアコンをつけずに窓を大きく開けて網戸で生活できること、これが取り組むべき課題です。従来の網戸では防犯上問題があります。そこで「防犯エコロジー網戸」です。

ポイント①--網戸の一部に微弱電流(ソーラ電池を網戸の枠に)を流し、これが断線する(ナイフで切られる等)と屋内の「電話の呼び出し音が鳴る」ことです。侵入者は、電話が鳴る音だけでも心臓が凍りつくはずです。誤作動があっても、家の中の電話の音なので、夜中に隣近所が飛び起きることもありません。翌朝、お詫びに廻る必要もありません。

ポイント②--電話の呼び出し音が鳴るだけでなく、警察に「自動的に110番通報」されるものとします。つまり、異常が発生す ると電話機が鳴り110番通報される。住民は電話に出て警察官と応答します。警察官は住民に対し、「電話を切らずに周辺を点検するよう」に指示し、安全が確認されるまで電話を切らない。もし電話が鳴り続けるだけで、住民が出ない場合には緊急事態発生です。パトカーが現地に急行する。
この機能は、窓やドアーにも使えます。鍵を無理に開けようとすると電話が鳴る。警察に自動的に電話がかかる。

間違って110番通報になるかもしれない・・・という心配(警察が怖い)があるかもしれません。しかし防犯装置の誤作動による110番呼び出しが、たまにはあっても良いのではないでしょうか?救急車は24時間フル稼働です。119番の呼び出しの中には緊急性のないケースも多いとのことです。それであっても、すぐに現場に到着してくれます。救急隊員の方々には全く頭が下がる思いです。パトカーにも24時間フル稼働してもらいましょう。

これで、「低炭素となり近所」です。地域住民は、エアコンを使わず安心して網戸で自然の心地よさの中で熟睡することができます。皆が窓を開けて寝ているので、不審な物音にも気付いてくれます。地域防犯対策・防災対策にも有効です。ヒートアイランド現象は軽減されるはずです。

低炭素社会の実現は、身近な「低炭素となり近所」からです。




                    (企画3)  低炭素社会の空港

平田賢芝浦工業大学教授(元学長)の「省エネルギー論」(オーム社テクノライフ選書)を読み、「省エネルギーというと、すぐ排熱回収とか未利用エネルギーの有効利用という。これらも大切であるが、水の流れでいえば、河口近くまで流れ下りてきた水の落差を利用しようとするようなものである。・・・略・・・日本における“未利用エネルギー”の最たるものは、1500℃から500℃あたりまでの“高温部の熱”なのである。」という主張に強い印象をうけました。

空港での飛行機の排熱・排ガスを再資源化しなければならないと考えました。飛行機の排熱・排ガスを回収し、電気や蒸気にして空港設備・周辺地域に供給します。

離陸時の排熱・排ガス回収:道路の排水溝のように、滑走路の路面の一部を格子状にする。格子の板を、ジェット機の離陸時の仰角に合わせ効率よく回収する。車輪部分は従来通りの滑走路で、ジェット・エンジンの位置の部分だけを格子にする。

助走時の排熱・排ガス回収:滑走路端にセラミック製のパネルを斜めに立て格子から地中へ誘導する。パネルは離陸後は、地下に収納され着陸する飛行機の障害にならないようにする。

セラミック製のパネルですから、熱に強く、衝撃に弱い。衝撃に弱いということは、万一、パネルの収納に不具合があり着陸機の車輪が接触しても、機体などに損傷は与えないのではないか。

Low CO2 Airportジェット・エンジンの排熱は約1300度とのことです。再資源化に充分なエネルギー源ではないか。滑走路周辺の地下に熱交換器などを設置して、このエネルギーを空港と周辺施設で利用しよう。

省エネルギーとヒートアイランド現象対策です。騒音も吸収します。有害な浮遊粒子状物質(SPM)も回収します。ハイドロプレーン現象・積雪対策にも効果的です。

整理すると「低炭素社会の空港」の効果は次の通りとなります。
1. 排熱・排ガスを空港施設・周辺地域に供給する省エネ効果
2. 排熱・排ガスを回収する地域のヒートアイランド現象対策
3. 浮遊粒子状物質(SPM)を回収し環境保全
4. ジェット・エンジン音などを吸収することによる騒音対策
5. 雨水の排水が容易になりハイドロ・プレーン現象の防止に効果。
6. 積雪時に格子から逆に熱風を吹き出し、融雪することもできる。

空港は日本の玄関口, "Low CO2 Airport "が 「低炭素社会・日本」をアピールします。

ある研究機関の専門家の意見を聞いてみました。「実際問題としてこの技術を採用するためには、排熱気体の保存方法・熱利用の平準化、質の悪い熱エネルギーの利用については、システムを運営する為のエントロピー増大(損失)との兼ね合いが重要だと思います。」

それでも空港周辺のムッとする熱気は回収し利用すべき熱源であるように思えてなりません。 (特開2006-206023)




                  (企画4)  低炭素社会への電力システム

低炭素社会を築くため、弊社は「低炭素社会への電力供給システム」を提案します。

これは、「普通の電化製品」「低炭素社会の電化製品」とを区別して、「低炭素社会・・・」は電力需給が逼迫したときには電力会社のコントロールルームの操作で稼動を停止できるシステムです。つまり非常事態には「勝手に止めてもOK」という製品です。

 ・ 家電販売店では「低炭素社会エアコン」と「普通のエアコン」が販売
 ・ 「低炭素社会エレベーター」と「普通のエレベーター」を表示し区別
 ・ 「低炭素社会〇〇機器」は、電力需給が緊迫 した際には、電力会社の司令室の操作(インターネットなど を通じて)で不稼動にすることができる。
 ・ 実際に不稼動にする低炭素社会訓練を毎年一回実施。

「低炭素社会〇〇機器」を社会に広げてゆきます。エアコン・照明・掃除機・パソコン・テレビ・エレベーターなどです。「低炭素社会事務所」「低炭素社会地下街」「低炭素社会コンビニ」では、電力供給に不安が生じた際には、電力会社の司令室のボタン一つの操作で、空調・照明が直ちに半減されます。

「低炭素社会〇〇機器」にするかどうかは、消費者の選択・判断です。「うちは年寄りがいるので普通のエアコン」でもOKです。「当社はパソコンは普通のを使いたい」これもOKです。

ビルのエレベーターも、4台のうち2台を「低炭素社会エレベーター」にして、扉の内側と外側には「低炭素社会エレベーター」というステッカーを貼り付けます。これが「エコロジー企業」の証です。

病院・交通・通信など停電を起こしてはならない施設・機器は、絶対に停電を起こさない。このため国民に幅広く「少しの我慢・負担・協力」を求めます。電力需給の緊急事態とは、それほど長時間続くものではありません。「少しの我慢」です。

電力会社では、電力ピーク時(夏の午後など)に備えるため予備電源の確保に巨額の設備投資をおこなっています。緊急時にしか必要のない石油火力発電所を維持管理しています。新規発電所の建設も必要です。これを抑制できるのではないでしょうか。(ピークカット対策

実際に稼動を停止する予行演習を実施します。余り普及していない段階から、電力会社司令室の操作で「低炭素〇〇機器」を停止させ、不具合があればシステム改善をします。国民に「低炭素社会」の実現への協力を求めることができます。これこそが日本版スマートグリッドでは?

「いつでも、どこでもコンセントから電気」という国民の「常識」があります。そして停電は起こらないという「常識」です。このため補助金なしでは太陽光発電など分散型電源の普及が進まないのではないか。「かつての常識」を変えるべきではないでしょうか。  (特開2008-289356)

追記) 東日本大震災・福島原発事故による電力不足への対策が緊急課題です。緊急時には不稼動にするキット(コンセントと電化製品のプラグとの間に繋げる)を製品化し、「勝手に止めてもOK」という協力を国民に求めることが有効な対策となると考えます。「スマート・コミュニティ」が生まれます。





                       (企画5)  分別回収つまようじ

 きっかけは、駅の立食いそば店でのことです。爪楊枝を捨てようとしてもゴミ箱もなければ、灰皿もありません。爪楊枝はどこに捨てればよいか聞いたところ「ドンブリの中に入れて」とのことでした。聞けば、残飯も割り箸も爪楊枝も、いなり寿司のビニールも、全て一緒くたにして回収業者に引き取られるとのことでした。汁の残ったドンブリに爪楊枝を放り込むことに抵抗を感じませんか?

外国人との会食では「割り箸は、原木を製材した後の、不要になった部分を利用している」という説明をしてきました。 しかし実際には割り箸の9割以上が輸入です。海外の森林が乱伐され、そして「何でも一緒くたでゴミに」しています。

つまようじ使用後そこで考えたのが、「分別回収爪楊枝」です。爪楊枝の使用後に割り箸と一体化して分別回収しパルプ原料にしようというものです。爪楊枝の使用後に、巻紙をスライドさせ汚れた部分を隠します。箸の先の汚れとは違い、爪楊枝の先の汚れは不潔感があります。

試作品を作ってみました。材料は、爪楊枝と割り箸と付箋(ポストイット)です。爪楊枝のつまむ部分に付箋を巻きつけると持ちやすく使いやすい。使用後には、汚れた部分を隠すように糊付けを剥がしてスライドさせます。

これで割り箸と爪楊枝は一体化され、容易に分別回収され、パルプ原料にすることができます。そして残飯は飼料や肥料に再利用することができるはずです。韓国では、残飯は豚などの家畜の餌になるので、家畜を傷つけないように木製爪楊枝の使用は禁止されています。そして「でんぷん」で作ったエコ爪楊枝が利用されています。

これは文化であると思いました。日本も、かつては「何でも一緒くたでゴミに」するという文化ではなかったはずです。残飯を飼料として利用することは伝染病のおそれがある等というのは、手間をかけるのが面倒なだけで言い訳としか思えません。

この「分別回収つまようじ」の利点は、①箸と一緒に分別回収できる ②爪楊枝の使用後の汚れを隠せる ③箸と一体化しているので箸袋から取り出す際にも落とさず指も傷つけない。そして重要なのは、④「何でも一緒くたでゴミに」しない文化を守ることです。 (実用新案3130373)




                    (企画6)  駅前からの街並み作り

どこの地方都市に行っても、JRの駅を出ると、正面にはロータリーがあり、片側2車線あるいは3車線の大きな道路があります。その両側には、人通りの少ない活気を失った商店街があります。目に付くのは消費者金融の大看板です。

かつてJRの駅の周辺には、それぞれに特色のある街並みが広がっていたはずです。今では、途中下車しようと思うような駅は少なくなってしまいました。駅周辺地域は、地域生活の中心ではなくなり、単なる交通機関の乗り換え地点です。

片側3車線の大きな道路の両側にある商店街では、不便でさびれるのは当たり前です。商店街は「人が行き交う路の両側」に続く街であって、「車が行き交う道路の両側」には、シャッター通りが続くことになります。

こんな場所では、横断歩道と信号機があっても高齢者には、「早く渡れ!」「急げ!」と、せきたてられる思いでしょう。どうすれば住みよい町になるのか考えてはいかがでしょうか。子供にとって住みよい町、高齢者にとって住みよい町、主婦にとって住みよい町です。

弊社は提案します。(イメージは鎌倉鶴岡八幡宮の参道です)
駅正面の道路を片側1車線にする。中央の2車線あるいは4車線を遊歩道にする。遊歩道には市の木・県の木を植え並木道にする。花壇もつくる。ベンチもつくる。
②遊歩道は、2kmぐらいの長さは欲しい。交差点の中央も遊歩道のスペースに。交差する車道も、交差点近くでは片側1車線にする。
③交差点の中央にも信号機を取り付ける。車道1車線の先の眼の高さに信号機を。

並木道にすると夏は涼しく冬は暖かい。夏が涼しければ、エアコンはいりません。商店がショーウィンドウになり、商店街がシャッター通りに変わった原因は、「冷暖房完備」なのではないでしょうか。風通しの良い店だから、千客万来であったはずです。

簡単に渡れるので道路両側の商店街が一体化し活性化されるでしょう。片側1車線の道路ですから徐行運転で路上駐車もなくなります。電車からの眺めは素晴らしく途中下車して歩いてみたい街並みです。道路(公有地)の改造ですから用地買収の必要はありません。

良い街づくりプランであると思うのですが、もっと良いプランを住民の皆さんが創り出してみてはいかがでしょうか。子供たちは将来、「私の生まれた町は、・・・・・」と説明しなければならない場面がでてくるはずです。「駅をでると、大きなロータリーと片側3車線の道路があって、人通りは殆ど無く、目立つのは消費者金融の看板」というところで子供を育てるわけにはゆきません。



                 (企画7)  低炭素社会お風呂

 「低炭素社会お風呂」とは、昔の円筒形の浴槽であり、日本の伝統的な入浴法です。つまり湯面積が狭く保温性が高い浴槽と、洗面器を利用し、お湯を清潔に保ち、家族が順番に入浴し、そして翌朝には洗濯にも利用する「エコお風呂」です。これに比べれば、洋式のバスタブは「エゴ・ブロ」(エゴイズム風呂)です。

板画 渥美大童 作洋式の浅く足が伸ばせる浴槽よりも、狭くても深い浴槽の方が、肩まで身体の芯まで温まり快適です。テレビのCMなどでは、洋式のバスタブで、足を伸ばして気持ち良さそうに入浴していますが、本当に快適なのか疑問に思っています。

出張でビジネス・ホテルに泊まっても、浴槽に栓をして熱いシャワーを浴びながら、湯が貯まれば座りますが、2-3分で栓を抜き、シャワーを浴びて入浴は終わりです。肩まで温まらないし、すぐに湯がぬるくなります。やはり自宅に戻って狭くても深い浴槽に肩まで浸かると疲れがとれます。

和式の浴槽と比較して、どちらが良いのか、それぞれの長所と短所を考えてみました。

洋式のバスタブには短所ばかりが目に付きます。
 ・保温性です。あれだけ湯の表面積が大きければ、すぐに冷める。
 ・快適性です。肩まで温まるということができないはずです。
 ・危険性です。高齢者などは腰が前にずれれば溺れる危険。
 ・お湯を家族で共有できず、膨大な水資源とエネルギー資源の浪費。
 ・大量の石鹸水を下水として流します。

日本の浴槽は長所ばかりです。湯面が狭いので保温性が高く、蓋をしておけます。そして熱の対流も優れています。洋式のバスタブでは湯は個人用です。毎回洗い流さなければなりません。日本の風呂の湯は、家族で共有ですから清潔に大切に利用します。子供たちの環境意識および公共マナーの醸成にも資するものとなります。

日本の浴槽と入浴法を世界に広めてはどうでしょうか。欧米諸国は、入浴に膨大な水資源とエネルギー資源を浪費しています。風呂に蓋をして保温し、家族が次々に入浴する。シャワーではなく洗面器で湯を汲み身体を洗い、湯につかって体を温める。翌朝には残り湯で洗濯する。省エネルギー・水資源対策、低炭素社会お風呂です。世界で OFURO がエコのキーワードになります。

発展途上国にも、ソーラー発電と一緒に援助してもよいと思います。家庭の電気と水資源を有効に使った衛生的な入浴ができます。現地には浴槽や風呂釜を生産する新産業が生まれるかもしれません。高く評価される環境技術移転ではないでしょうか。




           (企画7+) 足湯ができる浴室座椅子

日本の浴槽の欠点は、浴槽が高いため高齢者などが跨ぐ際に危険が伴うことです。そこで「足湯ができる浴室座椅子」です。基本的な構造は、浴室椅子の上に座椅子を取付けたものです。

座椅子を折り畳んだ状態では、ただの「浴室椅子」「踏み台」です。そして座椅子の背もたれを起こすと、椅子が浴槽の縁まで高くなるものにします。座ったまま高くなっていくのではありません。電気などの動力を使わず、軽く手で上昇させるものにします。

椅子は浴槽に沿って横向きの状態とします。この方が安心感があります。座椅子に腰掛け、片足を湯船に入れると45度回転し、両足を湯船に入れると90度回転して浴槽に正対します。これは足湯の状態です。足先から、ゆっくりと入浴できます。安心お風呂です。

湯から出るときは、この逆です。座面には、奥に向ってのみ回転するローラーをつけ、湯から出る際に腰を奥の方に移動させやすくします。そして片足を浴槽から出せば45度回転します。両足を出せば90度回転し、浴槽に対して横向きの姿勢です。椅子から降りて座椅子の背もたれを倒せば、元の「浴室椅子」「踏み台」になります。

和風お風呂には浴室座椅子です。これで足湯が楽しめます。熱めの湯に肩までつかり、その後に座椅子に座って、足湯の状態でリラックスする。半身浴よりも足湯です。入浴と足湯との組合せで、1時間ぐらいは読書をしたり瞑想にふけったり?楽しめそうです。

狭い浴槽の熱めの湯に、膝を曲げて肩までつかります。足湯が好きなら「長風呂」になり、嫌いなら「カラスの行水」です。日本の気候風土に合った昔からの入浴法です。 (実用新案3140039)




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